TeXで起案する公文書・公用文書(kianマクロ)

ホーム

公開にあたって

TeX(pLaTeX/upLaTeX)で公文書・公用文書を起案するためのスタイルファイルを公開します。

多くの方に使っていただければ,幸いです。


Seiichiro HATA

追記

私が,TeXと出会ったのは,大学4年生の卒業研究のときでした。 数式が簡単にしかもとてもきれいに書けることに驚きました。 その後,修士課程卒業と同時に,一時期はTeXから離れることになりました。

転機になったのは,司法試験合格後の前期修習中,起案のためにノートパソコンを購入したときです。 ワープロソフトで課題を起案したのですが,使い方になかなか馴染めず,EmacsとTeXならばもっと楽に起案できるのではないかと思いました。 そこで,自動で字下げとナンバリングをする簡単なマクロを作成してみたところ,とても快適でした。 これは,法律の文書がデザインではなく論理構造によって整形するものであるため,WYSIWYG(What You See Is What You Get)のワープロソフトである必要性に乏しく,WYSIWYM(What You See Is What You Mean)のTeXの方が相性が良い結果だと思われます。

地方での実務修習中も,個人のパソコンの使用が禁止されていた検察修習を除き,民事裁判修習(民裁修習),刑事裁判修習(刑裁修習)及び弁護修習では,すべての書面(判決,訴状,準備書面など)をEmacsとTeXで起案しました。 民事裁判官室では,変わったソフトウェアで起案する修習生として,少し話題になったことを覚えています。

その後,二度に渡る全面改訂を含め,少しづつ改訂を続けてきましたが,公開に耐えうる程度になったのではないかと思うとともに,私と同じようにワープロソフトに馴染めない方もおられるのではないかと思い,公開することにいたしました。

大学関係者(法学部,法学研究科,法科大学院(ロースクール))の方,法曹関係者(弁護士,裁判所,検察庁,司法修習生)の方はもちろん,公的機関(省庁,都道府県庁,市役所,町役場,村役場,学校など)の方にも使っていただけるように作成したつもりですが,今後もより使いやすいアプリケーションソフトウェアを目指し,改訂し続けていく所存です。


Seiichiro HATA